問題しかなかった私の結婚生活。
子どものために我慢をし続けていたものの、限界が訪れた私はついに離婚を決意しました。
しかし、当時の私は専業主婦。たいした学歴や経歴がなかったので、離婚後の生活には不安しかなかったのを今でもよく覚えています。
だからといって、このまま結婚生活を続けるのは無理だと判断した私は、離婚決意をきっかけに行動を開始…!
この記事では、専業主婦だった私が家で働くことを決めた理由を紹介します。
離婚を決めた後の問題点
離婚を決めた私は気持ち的にすっきりしていたものの、今後の生活には不安しかありませんでした。
具体的にはこちら↓
- 専業主婦
- 貯金ゼロ
- 年少児と未就学児の育児中
傍から見れば「なぜ、このタイミングで離婚!?」と思われても仕方ないほど、生活への不安要素はたくさんありました。特に、専業主婦だった私は仕事への不安を漠然と抱えており、眠れない日々を過ごしていた状態です。
問題解決を目指すなかで考えたこと
上記のような不安要素はたくさんあるものの、離婚を決意した以上やるしかない!と腹をくくった私は今後の人生プランを考えました。まずは、自分の中で譲れない条件を書き出すことに…。
- 親に極力迷惑をかけたくない
- 子どもを優先する生活を維持したい
- 幼稚園に入学したばかりの子どもを転園させたくない
離婚によって父親がいなくなるため、子どもへの影響を最小限に抑えたいと私は考えました。
熱が出たときは迎えに行ってあげたいし、寂しくないように子どもとの時間をたくさん作りたいと思った私は「家で自由に働けるようにすればいいんじゃない!?」と考えるように…。
今思えば何のスキルもなく、よく思いついたな!?と思いますが、当時の私は最善策が見つかって道が開けたことに感動しました。
在宅ワークを実現するために実践したこと

とはいえ、家で働く術を知らない私は、そこから試行錯誤の日々を送りました。
ここからは、その道のりを紹介します。
情報収集する
在宅ワークについて何も知らない私は、情報収集から開始…!
私が在宅ワークに興味を持った頃は今ほど情報が溢れておらず、とにかく役に立ちそうな情報を集めることに必死でした。「家でできる仕事」「在宅ワーク 未経験」などで検索し、ひたすら情報収集する日々。
インターネットだけではなく、Instagramも活用して常に最新情報を追い続けていました。
気になる仕事に挑戦する
情報を集めるなかで気になる仕事が見つかれば、すぐに実践…!
最初に興味を持ったのは「メールレディー」でした。男の人とやり取りすることに抵抗があったものの、パソコンを持っていない私はスマートフォンだけで仕事できるメールレディーに挑戦します。
集めた情報では「隙間時間で稼げる」「顔を出さなくても大丈夫」などと言われていました。しかし、実際にやってみるとその難しさを実感…。当時稼がれている方の発信を参考にし、毎日試行錯誤しながら仕事をしていました。
その結果、2~3ヵ月ほどで月収20万円を達成しています。
やり続けられる仕事を見つけるまで行動する
とはいえ、メールレディーの仕事を一生続けたいと思うことはできなかったので、在宅ワークに関する情報収集を同時並行で続けていました。
そのなかで、メールレディーの仕事を通して文章に興味を持った私は、Webライターという仕事に出会います。今ほどWebライターに関する情報がなく、とにかく隅から隅まで調べていたのを覚えています。
そして、Webライターという仕事に魅力を感じ、メールレディーと並行しながら仕事を開始することにしました。
諦めずに挑戦し続ける
最初にクラウドソーシングサービスを活用した私は、アンケートの仕事に取り組みました。
数問のアンケートに回答すると100円ほどの報酬をもらえる仕事でしたが、クラウドソーシングサービスの仕組みを理解していなかった私には最適な仕事です。
ある程度、クラウドソーシングサービスの流れを理解したら、500文字程度の文章を作成するタスクにも挑戦しました。今であれば500文字の文章作成に悩むことはありませんが、当時の私は何時間も悩んで執筆していたのを覚えています。
不安のなか提出した原稿をチェックしてもらい、お褒めのお言葉をいただいたときの感動は一生忘れることはできません。メールレディーの仕事では感じられなかった達成感を得られ、この道を突き進もうと覚悟を決めた瞬間でもあります。
突き進んだ先にあった未来の私

そこから約半年、Webライターの収入が20万円を達成するまでメールレディーの仕事は続けました。順風満帆なWebライター生活ではなかったものの、試行錯誤しながら行動し続けた結果、子どもを優先するという条件をクリアしています。
離婚後、子どもたちに発達障害が発覚してサポートが必要であるとわかったときは、この道を選んで良かったと心の底から感じました。今では毎朝子どものペースに合わせて登校支援を行い、宿題のサポートも時間を気にせず行えています。
元旦那からの養育費は一切ない状態ですが、子どもたちの希望を極力叶えてあげられる程度の収入も確保しています。
私の体験を通して「スキルがなくても道は開ける」「諦めずに挑戦し続けることの大切さ」を感じていただけると幸いです。